1984年、無名塾に入塾。在籍中、舞台・映像 双方を中心に活躍。映像では90年、NHK朝ドラ「凛凛と」のレギュラーで本格デビュー。土方歳三に心酔し右傾化する大陸浪人・木村誠を演じる。その後、91年CX「忠臣蔵 風の巻・雲の 巻」では磯貝十郎左衛門など、多くの時代劇でも活躍する。07年NHK朝ドラ「芋たこなんきん」。 08年レギュラーで、TBSナショナル劇場「あんどーなつ」。10年NHK土曜ドラマ「チャンス」11年「ハンチョウ」シリーズ4など。

舞台では97年、無名塾講演「いのちぼうにふろう物語」の、“生き仏の与兵衛”役が、演劇誌 「テアトロ」に取り上げられ、新聞劇評などでも好評を博した。00年「セースルマンの死」では大役・長男ビフを演じる。95年出演の二兎社公演「パパのデモクラシー」では作品が芸術祭大賞を受賞。01年無名塾を脱退した後、国内外の演出家のworkshopに参加、04年「Nipponm Jumpers」ではオフオフ・ブロードウェイ公演に出演。NYのレビューサイト ”offmoffmline”で、その演技が高く評価された。近年は演出の分野にも進出している。

また、96年からはCMナレーションの世界にも進出、日産・コマツ・スバル・東芝などが代表作。現在「DUNLOP」のC.I.がオンエア中である。06年4月より放送のテレビ東京「カンブリア宮殿」では現在もレギュラーナレーションを継続中。他には、テレビ東京20年間のドキュメンタリーを集めたDVD-BOX「世界秘境全集」全12巻、BS朝日「日本の城ミステリー紀行」、BS-j「勝間和代#デキビジ」など

主な映画出演に、原田眞人「金融腐食列島・呪縛」「突入せよ!あさま山荘事件」、黒沢清「トウキョウソナタ」、フランソワ・ジ ラール「シルク」、役所広司「ガマの油」、三池崇史「十三人の刺客」などがある。